不要になったアンテナを撤去してもらいたいけど、いくらかかるのか、どこに依頼したらいいのかわからずお困りではないですか?
結論からいいますと、アンテナ撤去の費用相場は約1.5万円※であることがわかりました。
※弊社加盟のアンテナ工事業者のうち有効回答10社から算出した平均値(調査期間:2023年07月28日~2023年8月30日)
※各サービス内容・費用は依頼状況や地域など条件によって異なります。実際の利用時は必ず各業者に詳細をご確認ください。
アンテナの撤去を急いでいるなら、すぐに対応してもらえるアンテナ専門業者に依頼するのがおすすめです。
この記事では、不要になったアンテナを早急に撤去できるように、以下の内容を簡潔にわかりやすく解説しています。
- アンテナ撤去の費用相場
- アンテナ撤去のおすすめの依頼先
- アンテナ撤去に火災保険が使えるケース
この記事を読めば、すぐにアンテナを撤去してもらうことができ、アンテナが突然倒れる心配をしなくて済むようになりますよ。
アンテナ撤去の費用相場は約1.5万円
アンテナの撤去をすぐに依頼したくても、費用がどれくらいかかるのかわからないと、業者が提示した金額が適正なのか判断するのが難しいですよね。
そこで、弊社に加盟しているアンテナ工事業者10社にアンテナ撤去にかかる費用を聞いてみたところ、費用相場は約1.5万円※であることがわかりました。
※弊社加盟のアンテナ工事業者のうち有効回答10社から算出した平均値(調査期間:2023年07月28日~2023年8月30日)
※各サービス内容・費用は依頼状況や地域など条件によって異なります。実際の利用時は必ず各業者に詳細をご確認ください。
アンテナの撤去には、追加で以下の費用がかかることもあります。
- 高所作業費
- 出張費
- 駐車場代
高所作業費は、3階以上の建物で屋根の上に登れないなど、高所作業車が必要になる場合にかかります。
出張費は、現地まで向かうための費用として、業者によってかかることがあります。
また、出張費が無料の業者でも、お住まいの地域が遠い場合はかかることが多いです。
駐車場代は、業者の車を駐車しておく場所がなく、近くのコインパーキングに駐車する必要がある場合にかかります。
アンテナの撤去費用は、これらの追加費用の有無によって変動します。
正確な費用は現地調査による見積りで確認できますので、まずは見積りから依頼をしましょう。
アンテナ110番では、アナログアンテナ、地デジアンテナ、BS/CSアンテナの撤去がおこなえるアンテナ工事業者をご紹介しています。
現地調査・見積りを無料※の業者もご紹介していますので、お気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
アンテナ撤去におすすめの依頼先は3つ
アンテナの撤去は、以下の場所に依頼するのがおすすめです。
- アンテナ専門業者
- 街の電気屋さん
- 家電量販店
急いでいるなら、アンテナ専門業者に依頼するのがよいでしょう。
その理由と、それぞれの依頼先の特徴をご紹介していきます。
すぐに対応してもらえる「アンテナ専門業者」
アンテナ専門業者は、アンテナ工事を専門に扱っている業者です。
アンテナ撤去はもちろん、修理や交換などアンテナに関する幅広い工事が依頼できます。
アンテナ専門業者は、直接やり取りをおこなうため、返答が早くすぐに対応してもらえます。
また、アンテナ工事の作業も慣れており、スピーディーに撤去作業がおこなわれます。
アンテナの撤去を急いでいるなら、アンテナ専門業者に依頼するのがよいでしょう。
地域密着型で信頼が厚い「街の電気屋さん」
街の電気屋さんは、地域に密着している電気屋さんです。
家電の販売だけでなく、電気器具の修理や工事も依頼できます。
顔なじみの電気屋さんであれば、信頼も高く、安心して任せることができます。
ただし、街の電気屋さんは、アンテナ工事以外の業務もおこなっているため、すぐに駆けつけてくれるとは限りません。
また、屋根上のアンテナ撤去は危険がともなうため、店員がご高齢の方だと断られてしまうこともあります。
アンテナの撤去を依頼をする際は、アンテナ撤去が可能か、どれくらいで来てもらえるかも確認しましょう。
買い物のついでに依頼できる「家電量販店」
アンテナの撤去は、家電量販店でも依頼できます。
家電量販店へのアンテナ撤去の依頼は、店頭もしくはホームページからできます。
近くに買い物に行く用事があるなら、ついでに依頼するのもよいでしょう。
大手家電量販店のアンテナ撤去費用の目安は、以下のとおりです。
大手家電量販店 | 費用の目安 |
---|---|
ヤマダ電機 | 4,400円〜11,000円程度。 ※取り外しのみは別途出張料2,200円。 |
ケーズ デンキ | 5,500円~ ※ アンテナの廃棄処分は、お客様ご自身でお住まいの自治体にご相談ください。 ※ アンテナ工事の事前お見積りは、3,300円にて承っております。 |
ジョーシン | 記載なし。 |
※2023年10月18日時点。
※すべて税込み価格。
自然災害が原因のアンテナ撤去は火災保険が使える
もし、アンテナの撤去が必要になった理由が、台風などの自然災害による破損、倒壊だった場合は火災保険が適用される可能性が高いです。
この場合、火災保険の「残存物取片づけ費用保険金※」が適用されます。
※参考:損保ジャパン|残存物取片づけ費用保険金とはなんですか?(最終閲覧日:2023年10月25日)
残存物取片づけ費用保険金は、災害によって出たゴミや清掃の費用に対して支払われる保険金です。
災害によって落下や二次被害のおそれがあるアンテナや、落下して邪魔なアンテナの処分に適用されます。
残存物取片づけ費用保険金で受け取れる金額は、一般的に損害保険金の額×10%が限度です。
自然災害が原因でアンテナの撤去が必要になったら、火災保険を申請しましょう。
ただし、火災保険は、被害を受けてから3年が経過していると、適応されません。
また、地震や噴火、それにともなう津波による被害は対象外です。
火災保険が適応されないケースについては、別記事「アンテナ修理に火災保険を使う方法」で詳しくご紹介していますので、火災保険が使えるか不安な方は読んでみてください。
火災保険を申請する流れ
火災保険の申請は、以下の流れでおこないます。
- 台風の発生によるアンテナの落下を確認
- 加入している保険会社に連絡(保険金請求書など必要書類が一式届く)
- 2と並行してアンテナ工事業者を自分で探す
- 修理業者が作成した見積書、被害箇所がわかる写真を用意しておく
- 必要書類と準備した書類を提出
- 申請が通れば保険金が支払われる
アンテナ工事業者に連絡をするときは、火災保険を使いたいことを伝えましょう。
業者が、火災保険の申請に必要な書類や写真の用意をしてくれます。
業者がおこなうアンテナ撤去の流れ
アンテナの撤去を業者に依頼したら、どのような流れで作業がおこなわれるのか、簡単にご紹介します。
業者によるアンテナ撤去作業は、大体以下の流れでおこなわれます。
- ハシゴを使って屋根上に登る
- 支線(アンテナを支えているワイヤー)を切る
- アンテナを屋根から降ろす
- アンテナを処分する
業者は、屋根上に登って、アンテナが倒れないように支えながら慎重に支線を切ります。
アンテナを屋根から降ろす際は、片手にアンテナを持ちながらハシゴを降ります。
このような危険な作業も、慣れている業者はスムーズにおこなってくれますので、安心して依頼してくださいね。
アンテナ撤去は24時間365日受付対応のアンテナ110番にお任せ!
「すぐにでもアンテナを撤去してもらいたい!」
こんなときは、ぜひアンテナ110番をご利用ください。
アンテナ110番は、アンテナの撤去はもちろん、修理や交換、新設工事など、アンテナに関するあらゆる工事がおこなえる業者をご紹介しているサービスです。
お電話にてご相談いただければ、アンテナ撤去に対応可能な業者をすぐにお探しできます。
お電話は、24時間365日受け付けていますので、いつでもご連絡ください。
アンテナを撤去せずに放置するリスク
普段、屋根上のアンテナを目にする機会がなく、古くなっても気付かないという方も多いかと思います。
しかし、古いアンテナを放置し続けると、アンテナの落下による事故や、建物の劣化・損傷が起こるおそれがあり、危険です。
アンテナを放置し続けるリスクについて、具体的にご説明します。
アンテナ落下による事故
古いアンテナを放置していると、強風がきっかけである日突然落下し、通行人に当たったり、停車している車を傷つけたりするおそれがあります。
アンテナの重さは大体1〜2㎏ほどあるため、落下すると大変危険です。
経済産業省の北海道産業保安監督部では、台風の時期が来る前におこなうべき停電事故防止の対策として、以下の注意喚起をしています。
<事前チェック!>
古く痛んだアンテナやトタン屋根、自転車等でのカバー、ハウス等のビニールシートは、強風で飛ばされ電線・電柱にかかることで断線や電柱倒壊等を引き起こし、長期停電の原因になります。台風等による強風に備え、あらかじめ屋外設備をしっかり点検・固定することを心掛けましょう。<絶対に触らないでください!>
出典:北海道産業保安監督部|台風期前の停電事故防止に向けた飛来物対策等のお願い~強風で飛ばされそうなものはありませんか?~(最終閲覧日:2023年10月23日)
電線に、倒木や看板、アンテナ等が触れている場合は危険です。見つけたときには近づかないで、すぐお近くの送配電事業者にご連絡ください。また、垂れ下がった電線に触ると感電するおそれがあります。切れた電線は絶対に触らないでください。
落下しそうな古いアンテナは、強風で落下してしまわないように、撤去しましょう。
建物の劣化・損傷
古いアンテナを放置し続けると、建物が劣化したり、損傷したりすることがあります。
屋根上に設置されているアンテナは、日々雨風にさらされているため、だんだん錆びていきます。
錆は周りにも広がってしまうため、屋根や壁面を劣化させてしまいます。
また、古いアンテナが風にあおられて倒れてしまいますと、屋根の一部が剥がれたり、屋根瓦が割れたりするおそれがあります。
古いアンテナは、使わないからといってそのまま放置せず、早めに撤去をしましょう。
アンテナ撤去でよくあるQ&A
ここからは、アンテナ撤去でよくある質問をご紹介します。
- アンテナ撤去を無料で依頼できるところはないの?
-
ケーブルテレビを契約する場合は、無料で撤去してくれることが多いです。
ただし、ケーブルテレビを解約をしたら、再びアンテナを設置する必要があります。 - アンテナは自力で撤去できない?
-
自力でのアンテナの撤去はおすすめしません。
屋根上での作業は、プロでも落下事故が起こるリスクがあります。厚生労働省が公表した建設業における事故の型別死亡災害発生状況(平成24年)のデータを見ると、墜落転落による死亡災害は42%を占めています。
自力でのアンテナの撤去は避けましょう。
※参考:厚生労働省|―足場の設置が困難な屋根上作業―墜落防止のための安全設備設置の作業標準マニュアル(最終閲覧日:2023年10月23日)
- アンテナの寿命はどれくらい?
-
アンテナの寿命は、約10年です。
見た目が錆びている、傾いている、支線が切れている、傾いているなどの症状が出ていたら、早めに撤去しましょう。
まとめ
アンテナの撤去費用の相場は、約1.5万円です。
アンテナの撤去におすすめの依頼先は、以下の3つです。
- アンテナ専門業者
- 街の電気屋さん
- 家電量販店
アンテナ撤去を急いでいる方は、すぐに対応してもらえるアンテナ専門業者に依頼するとよいでしょう。
自然災害が原因でアンテナの撤去が必要になったら、火災保険が使える可能性が高いです。
心当たりがある方は、保険会社に連絡をして申請をしましょう。
アンテナの撤去が撤去できる業者をお探しでしたら、ぜひアンテナ110番にご相談ください。
すぐに対応可能な業者をご紹介します。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。