BS放送やCS放送が映らないときにチェックしておきたい場所と、問題があった場合の対処方法についてご紹介します。BS放送が映らない・CS放送が映らないというときには、テレビ・周辺機器・アンテナのどこかに不具合が起きているケースがほとんどです。
突然テレビが視聴できなくなった、自分でアンテナを取付けたけど視聴できないときにはチェックしてみましょう。
テレビ本体のチェックポイント
■アンテナ線はつながっていますか?
BSアンテナやCSアンテナからのアンテナ線はきちんとつながれているでしょうか?
テレビを動かしたり、近くのコンセントを抜き差しした時に、アンテナ線が外れてしまっているかもしれません。
◎対処法
アンテナ線はしっかりと差し込んでおきましょう。
時々アンテナ線をさわってみて、緩んでいるようなら差し込み直しておくのもおすすめです。
■電源は入っていますか?
意外とありがちなのが、テレビの電源を入れたつもりで入れていないパターンです。
◎対処法
テレビ側の主電源を落としていると映りませんので、電源を入れてください。
■レコーダーからテレビへの結線は問題ありませんか?
CSやBSが映らない場合、レコーダーからの配線に問題があるかもしれません。
◎対処法
差し込まれている場所が正しいかどうか、購入時の取扱説明書をよく読んで確認しましょう。
周辺機器のチェックポイント
■アンテナ端子からレコーダーまで正しく配線されていますか?
アンテナ端子からレコーダーにつながっている配線がきちんと説明書の指示通りになっているか確認しましょう。
◎対処法
説明書の指示通りにつなぎかえて、再度テレビの画面を確認してみてください。
アンテナ端子からレコーダーにつながず、直接テレビへつないでBSやCSが映る場合、レコーダーの故障も考えられます。
■ブースターがきちんと作動していますか?
地上デジタル放送とBS・CSの電波を1本の配線で家の中に引き込んでいる時、途中にブースターが設置されている場合があります。もしブースターが作動していない場合、地上デジタル放送も映らなくなっている場合があります。
◎対処法
電源供給用のコンセントなどの場所が分かればチェックしてみましょう。外れている場合はつけ直すと、ブースターが復帰します。
復帰しない場合は、ブースターの故障の恐れもありますので、アンテナ工事業者に交換をご依頼ください。
アンテナのチェックポイント
■角度は電波受信のための条件を満たしていますか?
アンテナを自分で取り付けられた場合に多いケースとして、アンテナの角度調整が上手く行っていないことが考えられます。
また正しく設置していても、風や雪のなどの影響でアンテナの角度が変わってしまうこともあります。
◎対処法
BSアンテナもCSアンテナも、電波を受信するための角度と方位が地域ごとに決められています。
お住いの地域ごとの角度に直して、再度テレビが映るかどうかをチェックしてみてください。
高所のアンテナの場合、アンテナ工事業者に見てもらうのもおすすめです。
■アンテナはきちんと対応しているものを使用していますか?
こちらも自分で取り付けた場合に起きやすいトラブルです。
実はBSとCSは、本来別々のアンテナで受信する必要があるものです。
特にCS放送は110度CSと124/128度CSの2種類があるので、契約の内容をしっかり把握しておかないと、アンテナの設置で大きな間違いを冒すことがあります。
◎対処法
アンテナを購入する際、自分がBSだけ見たいのか、CSだけ見たいのか、あるいは両方を見たいのかを決めておきましょう。
BS・110度CSに対応したアンテナであれば、後からCSだけ契約する方法もあります。
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