
テレビの電源が点滅しているときは、まずランプの色を確認してみましょう。なぜなら、テレビに発生しているトラブルによって、点滅するランプの色には違いがあるためです。原因箇所を見つけることができれば、自分でテレビを直すことができる場合もあります。
そこで当記事では、テレビの電源が点滅する原因についてご紹介いたします。テレビの修理をおこなう際の、参考にしてみてください。
ただし、テレビに起こっているトラブルの原因によっては、自分で直すことができない場合もあります。その際はテレビを修理にだすか、買い替えを検討してみてもよいかもしれません。
目次
テレビの電源が点滅!ランプの色は赤?確認してみよう
テレビの電源が点滅すると、壊れたのではないかと不安に感じる人は多いかもしれませんが。ランプの色によっては、故障ではないこともあります。点灯するランプの色はおもに、赤・オレンジ・緑の3色です。以下にて、それぞれの色の意味をご紹介いたします。
赤色のランプが点滅しているとき

赤色のランプの点滅は、「テレビ本体に異常がでていること」をあらわしています。この場合は、テレビの電源をリセットしてみましょう。リセットをする前に、テレビ本体に接続している外付けハードディスクなどの機器を外してください。
一般的なテレビのリセットは、電源コンセントを抜き2分ほど経過してから再度差し込む方法でおこないます。しかし、製品によって方法が異なる場合もありますので、このやりかたでできなかったときは、メーカーに問い合わせてみるとよいかもしれません。
それでも点滅が直らなかったときは、テレビの電源を切り、接続している機器をすべて外してみましょう。そしてテレビ本体の電源を入れます。ランプが点滅しなければ、テレビに異常はないということです。
では、どこに異常があるのでしょうか。確認が終わったら、先ほど外した機器を接続していきます。その際にまたテレビの電源が点滅したら、接続した機器側に問題がある可能性があります。
オレンジ色のランプが点滅しているとき
オレンジ色、白色に点滅・点灯しているときは、テレビの異常ではないことが多いです。点滅しているときは「ソフトウエアの更新中」を意味しており、更新が終了すれば点滅しなくなります。電源ランプがオレンジ色に点灯している場合は、録画や視聴予約がされていることを意味しています。
緑色のランプが点滅しているとき
電源ランプが緑色に点滅しているときは、アンテナの電源に異常が発生しているおそれがあります。テレビの設定画面から、放送受信設定、アンテナ設定と選択し、BS・CSの衛生アンテナ設定を切り、緑色の点滅がおさまるか確認してみてください。
画面にエラーと表示されることがある
テレビ画面に、E201~E205のエラーコードが表示されることがあります。それぞれの意味をご紹介いたしますので、エラーコードが表示されている人はその意味を確認してみましょう。
E201:天候の影響で電波が弱くなっている
E202:アンテナが信号を受信していない
E203:放送が休止されている番組を選択している
E204:配信をおこなっていない番組を選択している
E205:契約していない番組を選択している
E203、E205の場合はチャンネルをかえ、見ることができる番組がないか確認してみてください。E204の場合は、チャンネルの再設定を試してみましょう。チャンネルの再設定方法はお使いのテレビによって異なりますが、リモコンボタンの設定やメニューから、再スキャンをすることで設定ができます。なお、E201、E202の場合は、アンテナに異常が発生しているおそれがあります。
アンテナが壊れる原因

アンテナに異常がでる原因として、大雨や台風などの天災、経年劣化などがあげられます。天候の悪い日に、BS番組を選択しても見ることができなかったという経験のある人は多いのではないでしょうか。賃貸物件に住んでいる人で、契約内容にBSアンテナつきとあれば、オーナーや管理会社にアンテナ修理の相談をおこなってみましょう。
アンテナの修理は、屋根の上での作業となります。そのうえ、アンテナのメカニズムを理解していなくては直すことは難しいので、修理は業者に依頼することがおすすめです。弊社では、数あるアンテナ修理業者のなかから、お客様にあった業者をご紹介するサービスをおこなっております。
お客様がご自身で業者を探したいというときは、いくつかの業者から見積りを取り、内容を比較することがおすすめです。このことを、相見積りといいます。
弊社では無料で見積りをご提案することができますので、相見積りを取る1社に加えていただくことも可能です。ぜひ他社と比較してみてください。
テレビの修理方法や買いどきについて
上記では、テレビの電源の点滅を直す方法をご紹介いたしました。しかし、テレビは精密機械ですので、自分では直せないこともあります。テレビ本体に異常があり、設定を確認しても直せなかったときは、テレビの保証期間を確認してみてください。
保証期間内であり、人為的な物損でなければ安い費用で修理してもらえるかもしれません。ただし、人為的な物損である場合は、保証期間内であったとしてもサービスを受けることができなくなるためご注意ください。
保証期間外であった場合は、メーカーに相談する以外にも、業者に修理を依頼する方法もあります。テレビの修理にかかる費用は、故障レベルや壊れている箇所によって違いがあるため、5千円から6万円程度と幅が広いです。10年以上使っているテレビの異常であれば、買い替えを検討してもよいかもしれません。
買い替えもアリ!テレビの買いどきとは

テレビの寿命はおよそ7年から10年程といわれています。そのため、古いテレビを使っている場合は、経年劣化によりテレビの電源が点滅しているのかもしれません。テレビが古くなっており、異常が発生しているのであれば、修理よりも買い替えのほうがお得となるかもしれません。
テレビを安く購入したい人は、モデルチェンジの時期をねらうのがおすすめです。メーカーによってモデルチェンジをおこなう時期には多少ずれがありますが、6月から9月頃であることが多いです。
ただし、モデルチェンジの時期をねらっている人は多く、ほしいテレビが入手できない場合もありますのでご注意ください。また、店舗によっては同じテレビでも売られている価格、キャンペーンの内容、ポイント還元率などには違いがあります。テレビの購入の際は、いくつかの家電量販店を回ってから検討することがおすすめです。
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まとめ
テレビの電源が点滅しているときは、色を確認してください。オレンジ色や白色であれば、修理の必要はないでしょう。しかし、赤色や緑色の場合は、修理の必要があるかもしれません。
テレビの劣化が原因で電源が点滅しているときは、修理または買い替えをおこないましょう。近年では、さまざまな機能を搭載しているテレビが販売されています。コストをおさえたいときは、モデルチェンジの時期をねらって購入するとよいでしょう。
テレビ本体に異常はなくても、アンテナのほうに問題が起こっているとテレビは正常に機能しなくなります。アンテナの修理業者選びに困ったときは、ぜひ一度弊社までご相談ください。お近くのアンテナ修理業者を無料でご紹介します。
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