
平面アンテナは、近年設置する方が増えているテレビアンテナです。その大きな理由は、目立ちにくく設置でき、家の外観を損なわないという点でしょう。そのため、新築戸建ての方にはおすすめのテレビアンテナです。
ただ、設置にあたっては具体的なメリット・デメリットも知っておきたいですよね。そこでこの記事ではそれらについて、加えて注意点や設置方法、設置費用などについてもご紹介していきます。平面アンテナの設置を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、アンテナ110番では平面アンテナの設置に対応しています。平面アンテナはもちろんテレビアンテナの設置には、専門的な知識が必要で危険を伴うこともあります。そのため、アンテナ110番でプロに確実かつ安全に設置してもらいましょう。
また、アンテナ110番では新築戸建ての方に向けては、防犯カメラの設置のキャンペーンをご案内しています。新生活において役立つ防犯カメラをアンテナとセットでご依頼いただくと、お得に設置できるので、ご希望の方はお電話口でその旨をお伝えください。
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目次
平面アンテナとは
平面アンテナとは、屋根の上に設置するアンテナとは異なり、壁に設置することのできるアンテナのことをいいます。「フラットアンテナ」「デザインアンテナ」と呼ばれることもあります。
平面アンテナの魅力

平面アンテナを設置することで得られるメリットについてご紹介します。
(1)デザイン性が高い
なんといっても平面アンテナの特徴はデザイン性に優れているという点です。円盤のような一般的なアンテナと違い、アンテナの中身が剥き出しになっていないので、外観もすっきりしてみえます。
(2)錆びにくい
一般的なアンテナは、風雨に長期間晒されているので経年劣化します。アンテナの錆が雨によって流されると、家の壁に錆びや汚れが付着し、壁の劣化が早まってしまうことがあります。一方平面アンテナは、壁面につけるタイプなので、屋根が雨から守ってくれて錆びにくいという特徴があります。
(3)自然被害や鳥被害が少ない
平面アンテナは薄く、壁面についているので鳥がアンテナの上に止まることを減らせます。鳥類のフンでお悩みの方は被害を最小限に抑えることができます。また、平面アンテナは暴風雨や積雪での倒壊リスクが低いため、自然災害にも強いのです。
平面アンテナの設置は「電波の強さ」が重要!
デザインもよく、安全性が高い平面アンテナですが、設置に関して注意してもらいたい点があります。それは、平面アンテナは一般的なアンテナとは違い十分な電波を受信できない可能性があるという点です。
というのも、平面アンテナは屋根に設置しないため、設置位置が低くなってしまう場合が考えられるからです。設置位置が低くなると、電波自体が弱くなってしまい、十分な電波を受信できないことがあるのです。また、設置位置が低くなるとほかの建物の影響を受けやすくなるため、電波を妨げる建物が建っていると上手く電波が受信できない場合もあります。
それでも電波の強い地域にお住いの場合は問題なく受信できることがありますが、電波の弱い地域ですと十分な電波が受信できないこともあるでしょう。
心配な場合は、まずはお住まいの地域の電波状況を調べてみましょう。受信エリアは「一般社団法人放送サービス高度化推進協会」のホームページで確認することができます。
電波状況は業者による調査でも確認することもできますので、平面アンテナの設置を検討している方は設置しても問題なく電波が受信できるか調査を依頼するのもよいでしょう。弊社にご相談いただければ、アンテナの調査・設置をしてくれる業者をご紹介させていただきます。いつでもお電話ください。
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電波が弱い地域で平面アンテナを設置するには
電波の弱い地域の場合、屋根の上に設置する「八木式アンテナ」がおすすめですが、平面アンテナを設置したいという場合は、これからご紹介する2つの方法で改善されるかもしれません。
1.ブースターを設置する
電波が弱い場合、「ブースター」と呼ばれる機械を合わせて導入することで電波を増幅させることができます。ブースターの見た目は小さく、通常アンテナの近くに設置されることが多いです。
ブースターには種類があり、選び方を間違えると上手く電波が受信できない場合もあります。また、ブースターの設置により電波が強くなりすぎてもテレビの映りが悪くなることがあるので、現在の電波状態を調べる必要があるのです。
ブースターが本当に必要なのか、どの種類を選べばよいのかについてはアンテナ業者に調査してもらうことで分かります。自分で選ぶのが不安という方は一度アンテナ業者に相談してみてはいかがでしょうか。
2.屋根裏に設置する
デザインアンテナは屋根裏に設置することもできます。屋根裏に設置をすれば位置が高くなるため、電波が受信しやすくなるのです。
ただし、屋根裏に設置するには以下のような条件が必要になります。
- 屋根裏までの点検口がある
- 金属以外の屋根である
- 約1m立方以上のスペースがある
- 配線設備が整っている
また、屋根裏での電波の状況も一度調べる必要があるため、一度アンテナ業者に依頼をしてみるとよいでしょう。
平面アンテナの設置方法
アンテナの設置方法をざっくり説明すると以下のような手順になります。アンテナを設置するときには、図面も書いたほうがよいかもしれません。
- 取り付け場所の電波状況を確認する
- 取付金具を垂直に設置する
- アンテナにケーブルを取り付ける
- 金具にアンテナを取り付ける
- アンテナの方向を調整する
- アンテナレベルが最大値になるところで固定する
アンテナ設置の際に必要な道具は、ナットやドライバーなどの工具だけで、ほかの設置器具などは基本的に購入したときに一緒に同封されています。取り扱い説明書等を読みながら正しく設置しましょう。
平面アンテナを設置するときの注意点

平面アンテナの設置は高い場所での作業になります。安全面にもしっかり配慮して作業をおこないましょう。もし手の届かない場所や特殊な場所に設置するとのことでしたら、無理をせずにアンテナ業者に依頼するようにしてください。
(1)アンテナの向き
放送を受信する際には、アンテナの向きが重要になってきます。アンテナは通常送信局側に設置しますが、方向が異なっていたり、障害物や樹木があったりすると電波が十分に受信できない場合があるのです。アンテナレベルを確認しながら、正しい向きで固定するようにしましょう。
(2)落下による事故
アンテナ作業は高いところで作業をします。作業中はぜひ安全面に気をつけて作業をしてください。とくに、作業に自信のない方や、設置方法の内容が理解できない方は業者に任せるのも選択肢のひとつでしょう。
平面アンテナ・ケーブルの設置例
アンテナ設置の方法と気をつけるポイントについてご説明しました。さらに設置についてイメージしやすいよう、ここでは実際に設置した例と、必要になる機器について解説させていただきます。

こちらは、一軒家でデザインアンテナを設置した際の一例となります。それぞれの機器については、以下のとおりとなります。
混合器
地デジとBS/CSなどの衛生放送の電波は異なるため、上述したように別々のアンテナで電波を受信します。混合器は、このような異なる電波をひとつにまとめることのできる機器です。また、混合器には上の設置例のように、ブースターの機能がついてものもあります。
分配器、分波器
分配器は、ひとつの電波をふたつ以上にわけるものです。これにより、複数のテレビを視聴することが可能となります。分波器は電波をわけるといった点で分配器と似ていますが、こちらは、混合器でまとめた地デジとBS/CSなどの衛生放送の電波を再度わけるためのものです。
電源部
ブースターに電気を供給するための機器です。電源部を設置することで、ブースターが機能するようになります。
アンテナの設置を業者に頼むといくらかかる?
アンテナの設置が必要になった場合、いくらくらいかかるのでしょうか。費用相場をまとめてみました。
八木式アンテナ設置 | 18,860円 |
平面アンテナ設置 | 24,460円 |
ブースター設置 | 13,800円 |
アンテナの調整 | 6,200円 |
※5社のアンテナ業者を参考にしており、ホームページに記載されている金額を算出したものです。(2020年9月時点)
上記に挙げたのは一般的なアンテナ工事の価格です。しかし、アンテナ工事の費用は設置場所や追加で必要になる機器などによって異なるため、具体的な費用をすぐに算出することが難しいでしょう。また、業者によっては調査に料金がかかるところもあります。アンテナの設置費用が詳しく知りたいという場合は、見積りを依頼するとよいでしょう。
少しでも安く費用を抑えたいとのことでしたら、相見積りを取り、価格を比較、検討しておこなうのがおすすめです。
アンテナの設置が依頼できる場所
アンテナ工事は、工事業者だけでなく、家電量販店やホームセンターなどでも対応してもらえることがあります。 「近くでアンテナ設置をしているところが分からない。」そう悩んでしまう方はインターネットを使って、工事をしてくれる業者を探してみてください。
インターネットでの依頼といっても、基本的には自宅に近い業者が駆けつけてくれるはずです。「出張料が気になる……。」という方はあらかじめ出張料がかかるのか確認しておくとよいでしょう。
アンテナ業者に依頼するならココに注目!
アンテナ業者を依頼するなら、以下のようなことが当てはまるところに依頼するのがおすすめです。
(1)無料相談が可能である
無料相談が可能だといつでも困ったときに受付をしてくれます。困ったときに相談できる窓口があるというのは心強いですよね。無料相談が可能なサービスを展開しているところに、電話を入れて相談してみるのもいいかもしれません。
(2)アフター保証がついている
何かあったときの保証がついている場合だと、安心して依頼することができますよね。設置を依頼するときには、アフター保証がついているかどうかという点にも考慮しましょう。
(3)実績や信頼度が高い
実績や信頼度というものは、よいサービスから生まれます。その会社のホームページや口コミなどをしっかり調べることをおすすめします。
どのアンテナ業者に依頼したよいのか分からないという場合は、ぜひ弊社にご相談ください。複数の加盟店の中からアンテナ業者のプロをご紹介します。
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アンテナの設置でよくある質問
ここまで、アンテナの種類や設置について解説していきましたが、アンテナを設置するにあたり、ほかに気になることがある方もいるかと思います。そこで、ここではよくある質問とその答えをご紹介させていただきます。
Q1.強風でアンテナが動いてしまうことはある?

アンテナがしっかりと設置されており、定期的にメンテナンスされていれば、動いてしまうことは基本的にありません。ただし、しっかりと固定されていない場合には風でアンテナが動いてしまうおそれもありますので、設置方法に関する知識を持ったうえで設置することが大事です。
また、台風で飛んできたものがぶつかってしまい動いてしまうことはあります。もし台風が起きてからテレビ映りが悪くなった場合には、アンテナの位置や向きを一度確認するとよいでしょう。
Q2.アンテナが転倒してしまうことってない?
こちらも上の質問と同じく、アンテナの設置とメンテナンスが適切におこなわれていれば、転倒してしまうことはないでしょう。ただし、古いアンテナは現在のものより大型のものもあり、転倒したり傾いたりすることもあるようです。
Q3.設置工事の相見積りを取っている人が多いって聞くけど、実際はどうなの?
実際に相見積りを取ってから、アンテナの設置工事をする方は多いようです。業者によって施工費用に違いがあるため、相見積りを取ることで費用を抑えることもできます。
ただし、費用だけで業者を選ばないようにしましょう。相見積りの際は費用だけでなく、施工内容や保証などについてもしっかり確認して、総合的に判断することが大切です。
また、相見積りは3社以上に取ることで、しっかりと比較することができるでしょう。多く取り過ぎてしまうと、判断に時間がかかってしまいます。どれくらい時間をかけられるか考えて、何社から相見積りを取るのか決めるようにしましょう。
Q4.撤去したアンテナの処分はしてもらえるの?
アンテナ業者は処分もおこなってくれます。処分にかかる費用は撤去費用に含まれていることが多いですが、別途費用がかかることもあるので事前に確認しておくとよいでしょう。
まとめ
フラットアンテナは見栄えも良く、家をスタイリッシュにしたい方におすすめです。ただ、設置には十分な受信電波の強さが必要な点には注意しなければいけません。
平面アンテナは自分で取り付けることもできますが、このように受信電波の強さに注意が必要でその対策には専門的な知識を要することもあります。そのため、設置を考えているのであれば業者へ相談することがおすすめです。
そもそも高所作業となるテレビアンテナの設置も、業者であれば安全におこなってくれますよ。なおその際には、フラットアンテナの設置に加え配線のサポートなどにも対応しているアンテナ110番をぜひご利用ください。24時間365日対応のお問い合わせ窓口も、現地調査をおこなっての見積もりも無料です。そのため、ぜひお気軽にお電話ください。
また、新築戸建ての方には新生活の応援として防犯カメラのキャンペーンをおこなっています。アンテナとセットでの設置でお得となるので、ご希望の方はお電話口でその旨をお伝えください。
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