
近年人気が高まっているデザインアンテナ。従来使用されてきた八木式アンテナとは形などが大きく異なり、デザイン性の高いアンテナとなっています。そのため、新築戸建ての方におすすめなアンテナです。
この記事では、そんなデザインアンテナについて、メリット・デメリット、また設置・費用などさまざまな情報をご紹介します。どんなものなのか知りたい方はもちろん、交換や設置を考えている方もぜひ参考にしてみてください。
なお、アンテナ110番ではデザインアンテナの設置のご依頼を受け付けております。ご相談・お見積もりは無料となっていますので、デザインアンテナのことについて詳しく知りたい、取り付けたいという方は、まずお気軽にお電話ください。
また、デザインアンテナの設置を検討している方のなかには新築戸建てで新生活をはじめる方もいるでしょう。アンテナ110番では、そんな方へ防犯カメラの設置のキャンペーンをご案内しています。安心安全な新生活をスタートさせるうえで役立つ防犯カメラとセットでのご依頼でお得にご案内ができるので、気になった方はお電話口で「アンテナと防犯カメラの設置希望」とお伝えください。
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目次
そもそもデザインアンテナってなに?

アンテナと聞くと、屋根の上に設置されている魚の骨のような形のものを想像する方が多いと思います。このアンテナは八木式アンテナといい、テレビアンテナとしてどの家庭でも使用されてきたアンテナです。しかし、近年人気なのがデザインアンテナというアンテナです。
デザインアンテナはその名のとおりデザイン性の高いアンテナのことをいい、八木式アンテナのように尖った形ではなく、小さめの板のような形をしています。デザインアンテナは屋根の上に設置するのではなく、壁面に設置するのが特徴です。
デザインアンテナは、「平面アンテナ」や「フラットアンテナ」と呼ばれることもあります。また、デザインアンテナは色を選ぶこともできるため、自宅の雰囲気にあったカラーを選択できることも魅力のひとつでしょう。
ほかの特徴としては、デザインアンテナで視聴できるのは地デジ放送なので、BS/CSなどの衛星放送は見ることができません。BS/CS放送を観たい場合は、専用のアンテナが別で必要になります。
また、アンテナの寿命は約10~15年といわれています。しかし、デザインアンテナは屋根の上に設置する八木式アンテナに比べて強い風など天候の影響を受けにくいため、劣化のスピードは八木式アンテナに比べると遅いでしょう。
デザインアンテナが設置できる場所
デザインアンテナは以下のような場所に設置することができます。
- 家の外壁
- ベランダ
- 屋根裏
デザインアンテナは専用の金具で取り付けることができます。設置場所は家の外壁などが多いですが、電波の受信感度によりベランダなどに設置することもあるようです。大きさが小ぶりなので、ベランダへ設置しても大きく目立って外観を損ねてしまうということはありません。
また、外壁やベランダだけでなく屋根裏に設置することもできるため、アンテナを目立たせたくないという方にも人気のアンテナです。
デザインアンテナを賃貸の物件で設置する場合は、大家さんや管理会社に許可をもらう必要があります。勝手に工事をすると修繕費用を支払わなければいけなくなる場合がありますので、必ず許可を取ってから設置するようにしましょう。
デザインアンテナのメリット・デメリット

デザインアンテナにはほかにもさまざまなメリットが存在します。また、メリットだけでなくデメリットもありますので、デザインアンテナの設置を検討しているという方はぜひ参考にしてみてください。
デザインアンテナのメリット
デザインアンテナの設置は、以下のようなメリットがあります。
- カラーバリエーションが豊富
- コンパクトで目立たない
- 設置工事がしやすい
- 台風や雨の影響を受けにくい
デザインアンテナはシンプルで目立たない形であるため、どのような家の雰囲気にもマッチするだけでなく、カラーバリエーションも豊富です。家の外壁の色に合わせたり、屋根の色に合わせたりできるなど、選択肢が非常に広いのが大きなメリットです。
また、八木式アンテナのように屋根上に設置しないため、台風などの自然災害の影響が受けにく、アンテナが倒れてしまうなどの心配もありません。
デザインアンテナのデメリット
デザインアンテナの設置は、以下のようなデメリットがあります。
- 受信感度が低い
- 角度を細かく調整する必要がある
- 設置費用が高い
アンテナは、高い位置にあればあるほど受信感度がよいとされています。しかし、デザインアンテナの場合は屋根には設置しないため、八木式アンテナよりも受信感度が下がってしまうことがあるのです。
地域によって受信感度が異なるため、電波が強い地域なら問題なく使用することができるでしょうが、電波の弱い地域では電波を十分に受信できないこともあります。
また、デザインアンテナは電波を受信する方向に障害物があると、うまく電波を受信できない場合もあります。八木式アンテナと異なり低い位置に設置するため、そのような障害物で電波を遮られてしまうことがあるのです。そのため、設置の際は受信しやすい角度に細かく調整する必要があります。
そして、デザインアンテナと八木式アンテナではかかる費用が異なります。デザインアンテナは八木式アンテナに比べて価格が高いため、デザイン性などよりも費用を重視したい場合は八木式アンテナのほうが安価に設置できるでしょう。
電波の受信状態を確認してみよう!

デザインアンテナが設置できるか心配という方は、お住いの地域の電波状態を確認してみましょう。今住んでいる地域の電波の強さは、「一般社団法人放送サービス高度化推進協会」のホームページで確認することができます。
電波が悪い場合はブースターの設置がおすすめ
もし電波が足りないとのことでしたら、ブースターを設置するとよいかもしれません。ブースターとは、受信した電波を増幅することができる機器のことをいいます。ブースターの大きさも小さいので、見た目もそれほど気にならないでしょう。
ただし、ブースターは必ず必要とは限りません。電波が強くなりすぎてもテレビの映りが悪くなってしまうことがあるのです。
ブースターが本当に必要かどうかは、アンテナ業者に調査してもらうことでわかります。また、アンテナ業者に調査を依頼すれば、ブースターが必要であるか以外にも、デザインアンテナが設置できる環境であるかの確認もしてくれます。
デザインアンテナが設置できる状態なのか知りたいという方は、いちどアンテナ業者に調査を依頼するとよいでしょう。
弊社では、複数の加盟店からプロのアンテナ業者をご紹介させていただいています。デザインアンテナの設置を検討しているとのことでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
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デザインアンテナを自分で取り付けることはできる?

見た目がコンパクトなデザインアンテナなら、自分で設置できると思われるかもしれません。しかし、屋根に設置しないデザインアンテナは、適切な場所へ設置しなければ電波の受信感度が非常に低くなってしまいます。そのため、受信感度のテストをおこないながら場所を決めなければなりません。
また、住宅の建材などにより設置できる場所、設置が難しい場所が異なります。きちんと固定しなければ何かの拍子に落下してしまうなど、事故につながる可能性もあります。
デザインアンテナを設置するときは自分でやろうとせず、アンテナ設置のプロへ任せた方がよいでしょう。
デザインアンテナの設置にかかる費用の相場
デザインアンテナを設置することが決まったら、気になるのが費用ではないでしょうか。以下は、デザインアンテナとブースターを設置するのにかかる費用の相場をまとめたものになります.
デザインアンテナの設置 | 24,460円 |
ブースターの設置 | 13,800円 |
※上表の平均価格は、アンテナ業者5社のホームページに記載されている料金の平均値を算出したものです。(2020年10月時点)
ただし、前のアンテナを撤去する必要がある場合、撤去費用が追加でかかります。また、調査だけおこなう場合も調査費用がかかることがありますので、詳しい料金は見積りを依頼して確認するとよいでしょう。
まとめ
デザインアンテナがどのようなものなのか知っていただけたでしょうか?デザインアンテナにはデメリットもありますが、従来の八木式アンテナにはないメリットがあります。そのメリットから、新築戸建ての方におすすめのアンテナです。
ただ、設置には電波が十分受信できる環境である必要があります。なお、これを調べる際には一般の方には少々ハードルが高いです。そのため、デザインアンテナの設置に興味がある方は、ご相談に加え現地調査・見積もりも無料のアンテナ110番へぜひご相談ください。
また、新築戸建ての方には新生活をスタートさせるにあたってうれしい防犯カメラ設置キャンペーンをご案内しています。アンテナとセットでご依頼をいただくとお得にご案内できるので、ぜひその旨をお電話口でお伝えください。
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