2017.06.23更新

地デジブースターとは!?必要性や選び方、おすすめの設置位置など

地デジブースターって何のこと?必要なのはどんな時?

アンテナ関連のことを調べていくと、分配器と同じくらい登場するのが【ブースター】という単語です。直訳すると後押しするもの、という意味。アンテナの付属品としては『増幅器』のことを指します。つまりテレビ信号を増幅することができるものです。

現在、ブースターを分配器と共に設置しているという方も多いのではないでしょうか?

これから地デジアンテナを設置するという方の中には、自分のところにはブースターが必要なのか?と判断に迷われているという方もいらっしゃると思います。できれば付属品などにお金をかけず、シンプルにアンテナだけでテレビを視聴したいですよね。本ページでブースターについて学び、アンテナを交換・新規設置する際の参考にしてください。

ブースターの設置が必要な場合とは?

ブースターの設置は必ず必要というわけではありません。もともとの受信レベルが高かったり、分配する必要がなかったりする場合は設置の必要がありません。では、どのようなときに設置が必要となるのでしょうか。必要な場合をみていきましょう。

発信基地の電波が弱い場合

ブースターの設置が必要な場合とは?

もともと発信基地の電波が弱い地域にお住まいの場合はブースターの設置が必要です。

地デジの受信電波が弱くなったとき

特定チャンネルが視聴できなくなった、映りが悪くなったという症状がある場合、受信電波が弱いことで引き起こされているかもしれません。ブースターを利用することによって受信する電波を増幅し、きれいな映像を視聴できることがあります。

建物が受信の邪魔になっているとき

はじめは問題なく視聴できていたのに、近くに大型ビルが建ったらテレビ映りの調子が悪くなってしまったというケースも多いですが、この場合もブースターの設置を行うことにより解消できることがあります。

複数台のテレビを使いたいとき(分配器をつけたとき)

ご家庭で複数のテレビを視聴する際もブースターが必要になる場合があります。複数台のテレビを視聴するためには分配器を使用しなくてはいけませんが、それに合わせてブースターの設置も必要です。分配器で電波を分配すると弱くなってしまいます

電波を3つに分けたとすると、1台のテレビが受信する電波の強さが3分の1になるというイメージです。このように分配することによって足りなくなってしまった電波の値を、分配損失といいます。ブースターで電波を増幅させてこれを補うということです。

この分配損失が生じることによって、必要な電波の強さを下回ってしまうと、テレビの映りが悪くなってしまうのです。テレビの性能が高くてもこれでは意味がありません。ブロックノイズが現れたり、E201エラーが表示されることもあります。必要な電波の強さを維持させるために、地デジブースターの電波増幅が効果を発揮するのです。

10メートル以上のアンテナケーブルを使うとき

電波は、分配する以外でも損失、つまり弱まってしまうことがあります。ケーブルを通して受信をする場合でも、ケーブル内において一定の電波の損失が起こっているのです。10メートルを超えるアンテナケーブルが接続されていると、不具合が生じるようです。

10メートルあたり3dbのケーブル損失が発生するといわれているので、不具合がある場合にはどれぐらい電波が損失をしているのか概算することができます。地デジブースターを使用すれば、損失している分を補える効果があります。

ブースターの効果・注意点は?

ブースターの効果・注意点は?

ブースターの効果が発揮されるのは以上の場合です。ブースターを設置する際はブースター本体のほかに、電源部の設置も忘れずにおこないましょう。電源部を設置することでブースターが作動するため、テレビの裏側や天井裏など室内のどこかに取り付ける必要があります。

しかし、間違った方法でブースターを取り付けることで、電波を正確に受信できないことがあるため、以下で解説する注意点についても確認しておきましょう。

また、自宅のテレビのほかに、車に搭載されているテレビ(車載テレビ)で「地デジ放送が途切れて困っている」といった方もいるかもしれません。その場合は、車載用のチューナーを取り付けるとよいでしょう。

効果

ブースターは設置することで、分配器による分配損失を増幅させる効果があります。また、ケーブル損失というアンテナケーブル内の電波トラブルも同時に補うことができます。しかし、電波信号の強度を上げることはできないので設置場所に気をつけなければなりません。信号をうまく受信するためには、アンテナの直下に設置するのが効果的です。

注意点

ブースターは電波を増幅させるためのものだということは、ご理解いただけたかと思います。ブースターの効果を適切に得るためには、設置する場所が大切です。アンテナの近くを選んで設置しましょう。

増幅させるものであるため、もし入力する電波そのものに雑音が含まれていたりすると、その雑音も増幅されてしまいます。雑音指数が高くなる場所にブースターを設置した場合に起こりやすいトラブルです。

分配器の近くやケーブルの近くは、雑音が含まれる可能性が高い場所ですのでブースターの設置はそれ以外の場所に行いましょう。基本的にはアンテナに近い部分に設置することが大切です。

ブースターを設置したのに依然として、ブロックノイズやエラー表示が改善しない!そういうときには、設置場所が悪い可能性が高いです。電波強度が高くても、雑音指数が大きければ快適な視聴ができないので注意してください。

地デジブースターが最も効果を発揮できるおすすめ位置は、アンテナの真下です。しかしその場合には、雨風にさらされても大丈夫な防水型の商品でなくてはなりません。

電波が弱いと視聴できなくなってしまうということをたくさんご説明してきましたが、実は強すぎてもダメになってしまいます。

弱い電波を増幅することによって視聴できるレベルまで強めてくれるブースターはとても便利ですが、電波状況が何らかの要因によって改善された場合は逆効果となってしまうわけです。近年は、電波状況にあわせて自動調節可能なブースターも販売されています。知識が少なくても、使いやすいブースターを選ぶのがいいかもしれません。

ブースターにも屋内(卓上)・屋外用がある!

多くの場合、電波の受信状態によって使い分けます。

屋内(卓上)用ブースターは工事費を抑えやすいというメリットがあります。しかし、ブースターとしての効果は屋外ブースターに比べると劣ります。屋内(卓上)用ブースターを使用する場合は、少しだけ補強したい場合に限られると覚えておいた方がよいでしょう。

受信電波が著しく弱い場合は、屋外用ブースターを選ぶ必要があるといえます。

ブースターの選び方のポイント【利得・BSCS対応】など

ブースター選びのポイントは?

ブースターといっても、さまざまな種類があるのでなにを選んだらよいのか迷う方もいらっしゃるでしょう。選ぶ際のポイントをまとめたので、ブースターの使用をお考えの方は参考にしてみてください。

1. 雑音指数が少ないものを選ぶ

雑音指数はNFとも表記されますので確認するようにしてみてください。雑音指数は、電波受信した信号がノイズの影響をどれくらい受けているのかを表しているもので、数値が少ないものほど影響を受けにくいです。電波をきれいに受信するために数値が低いものを選びましょう。

2. 電波を大きくする能力(利得)が高いものを選ぶ

Gain(ゲイン)とも表記され、電波の放射する方向と放射の強さの関係を表すアンテナの特性のことをいいます。屋根に設置する魚の骨のようなアンテナの横棒を素子とよび、この素子が多いものは性能がよく利得が高いものといえます。

3. 定格出力の数値が大きいものを選ぶ

ブースターの最大出力レベルを定格出力とよびます。ブースターの定格出力範囲を超える電波を受信してしまうと、テレビがきれいに映らなかったり、映像が映らなかったりする不具合が起きます。

映像の乱れなどの不具合を防ぐためには、ブースターの定格出力数が大きいものを選ぶとよいです。また、BSやCSも同時に視聴したい場合は対応しているブースターを選ぶようにしましょう。

ブースターが必要かの判断・提案はプロにまかせる方が安心!

ブースターが必要かの判断・提案はプロにまかせる方が安心!

ブースターの役割は電波を増幅するというシンプルなものですが、テレビの視聴には欠かせないものです。複数のテレビを使用しない場合でも、住んでいる環境によってはブースターの設置が必要な場合が多いようです。

また、さまざまなメーカーがいろいろなタイプの製品を出しています。ブースターを選ぶ際は、電波受信環境に適切な種類を選ぶ必要があるため、どのような選び方が正しいとは一概には言い切れないのが難しいところでしょう。

またブースターは設置によって電波強度を上げることが可能ですが、電波は強すぎても弱すぎても視聴の妨げとなってしまうため、自分で選ぶのが難しいと感じるかもしれません。

さらに、たとえブースターを選ぶことができても、設置する場所が適切でないとブースターの効果を十分に発揮することができません

ここまで細かく説明してきましたが、ご覧の通りブースターの適切な設置には使用帯域や利得(dBμ)についてのことなど専門的な知識が必要となる場面が多いです。そのため、ブースターの設置が必要なのかどうか、どのようなタイプが適切なのか、プロの判断にまかせるのが安心といえるでしょう。

まとめ

  • ブースターは電波を増幅させるための機械
  • ブースターの設置場所はアンテナの近くが基本
  • 電波は強すぎても弱すぎても視聴を妨げる
  • テレビ一台でもブースターが必要な場合があるため判断はプロにおまかせが安心

【アンテナの周辺機器に関する記事はこちら】

分配器が必要なときはいつ?複数のテレビを設置するならコレがマスト
地デジブースターの選び方を詳しく解説!設置のコツまで網羅しました
テレビの【アンテナケーブルの種類】便利な機器・接続方法も大紹介
アンテナ分波器でテレビを見やすく!役割や分配器・分岐器との違い
アンテナケーブルの種類をわかりやすく!用途別の特徴を網羅しました

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メディア情報

メディア情報写真

日本経済新聞2020/2/25 掲載

「NEXT1000」5位選出 専門業者とマッチング

KBC九州朝日放送2019/5/21 放送

FOR YOU

テレビ朝日2019/5/7 放送

ワイドスクランブル

日経産業新聞2019/3/26 掲載

「困りごと解決-140種対応「アマゾン」目指す、個人同士の基盤作りも」

読売テレビ2018/9/19 放送

かんさい情報ネットten.

BSジャパン2018/8/16 放送

日経プラス10

テレビ番組や新聞に当社事業やサービスについて取り上げられました。

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