テレビアンテナを新しく設置する場合や、古くなったものを交換してもらう時、どうしてもテレビアンテナの設置費用が気になる方は多いようです。
アンテナ自体も安いものでは無いですし、必要以上に高いのも、家計に優しくありません。
もし、テレビアンテナ設置費用を安く抑えるのであれば、担当してくれる業者さんとの打ち合わせをしっかり行うことが大切です。
テレビアンテナ設置費用の内訳と、費用が高くなる場合
テレビアンテナを設置する際、どこに費用がかかっているのかよく分からない方は多いかもしれません。
一般的にテレビアンテナ設置の費用に関係してくるのは
- アンテナ本体の値段
- ブースターや分配器などの周辺機器
- テレビからアンテナまでの配線費用
- 古いアンテナと配線の撤去費用
- 設置後の調整作業
- 人件費
という、6つの項目が代表的です。
テレビアンテナ設置費用の違い
どこの家のアンテナも同じように見えますが、実はテレビアンテナ設置費用には細かな違いがあります。
それには、アンテナの素子数、ブースターの有無、そして古いアンテナの撤去などが関係してきます。
テレビアンテナの素子数について
テレビアンテナの性能を表す際、利得という感度を示す数値が関係してきます。
利得が高い=感度が高いアンテナということになりますので、弱い電波でも受信することが出来ます。
そして、その利得の高さは素子(エレメント)で判断し、その数が増えれば増えるほど高くなります。
一般的に、素子数が多いほど、テレビアンテナの費用は高い傾向にあります。
ブースターの有無
テレビの電波の送信所から遠い地域では、受信できる電波の力が弱く、アンテナだけでは正常にテレビが視聴できないこともあります。
その場合、ブースターで電波を増幅する必要があります。
POINT!費用が高いからと素子数の少ないものを無理に取り付けてもらったり、ブースターを省いてもらうと、テレビが受信できないというトラブルの元になるので、できるだけテレビアンテナ設置業者の提示した条件に従うのがおすすめです。
複数のお部屋への配線が必要な場合
新築物件などでアンテナ用の配線が整っていない場合、アンテナ用のコンセント設置、分配器の設置などをするための工賃が必要になります。
配線については、配線するお部屋を減らせば工事費用が安くなる場合もありますが、あとからそのお部屋でテレビが見たい、という時に配線作業を依頼しなければならなくなるので、最初にまとめて依頼しておくと良いかもしれません。
業者としっかり打ち合わせて工事費用削減のチャンス!
色々な工事が必要なアンテナ工事ですが、設置費用を安くするにはどんな方法があるか気になる方は多いでしょう。
費用を安くするポイントは、業者との工事内容の打ち合わせです。
工事内容の中には省いてもらえる工事が含まれている場合があります。
もちろん、テレビアンテナ設置に支障が出ては元も子もありませんから、きちんと業者の意見も聞きつつ進めて行きましょう。
配線撤去工事を省いてもらう
配線については、支障がなければそのままにしておいても問題ない場合があります。
アンテナ線は直接目に見えない場所を通している事が多いので、気にならないのであれば、撤去工事は省いてもらいましょう。
設置するアンテナを安いモデルにしてもらう
アンテナは、同じ素子数でも、メーカーや発売年月日で値段が大きく異なる場合があります。
設置費用が気になる方は、テレビアンテナ設置業者に予算を伝えると、それに近いものを見つけてもらえるかもしれません。
古いアンテナの撤去を後回しにする
一度に出ていくお金を減らすということであれば、アンテナ撤去工事は後回しにするのも一つの手です。
テレビアンテナ設置業者に見てもらって、問題がなさそうならそのままにしておいて、余裕ができた時に撤去してもらうようにすれば、設置工事の際の費用は減らすことが出来ます。
まとめ
テレビアンテナの設置費用は、色々な工事を同時に行えば予算を越えてしまうこともあります。
しかし、業者との打ち合わせの中で、今すぐやらなくても良い工事を省いて、工事費用を削減できる可能性はあります。
テレビアンテナ設置について不安なことがあれば、まずはテレビアンテナ設置業者に聞いてみることをおすすめします。