アンテナは不思議な形をしていますよね。地デジ用のアンテナは魚の骨のような形で、BSアンテナはお皿のような形をしています。見ているだけだとただの金属の棒や大きなお皿のようなアンテナですが、見えない電波を捉えてくれているのです。
では、地デジのアンテナとBSのアンテナはどのような違いがあるのでしょうか。
そもそも地デジとBSのアンテナは違うものです。形を見るだけで違うと分かりますが、同じテレビの電波を受け取るものなのに、なぜこんなに形が違うのか疑問ですよね。このような違いは電波の集め方の違いによるものです。BSは波長が短いためお皿のような形だと電波が集めやすいのです。地デジの魚の骨のような形のアンテナは、電波が集めやすい性質があるのです。
アンテナは基本的に屋根かベランダに設置をします。設置する時に注意するのがアンテナの向きです。例えば地デジであればデジタル放送の電波を送信している方向に向けなければなりません。地域によって方向は異なるため、予め調べておく必要があります。BSとCSは南西方向に、スカパーは南南西方向にと、細かい調節が必要なのです。アンテナの設置は危険な場所での作業となることが多いため、設置は業者に依頼することが安全・安心です。